【ワンピース考察】黒ひげの正体は“悪魔の化身”？ケルベロス説を覆す衝撃ヒント
「ONE PIECE（ワンピース）」に登場する黒ひげは、なぜ悪魔の実をふたつ食べることができたのでしょうか。読者の間はケルベロス説がよく取り上げられますが、別の生き物である可能性も。ここでは、黒ひげの正体について考察します。
黒ひげのモデルは？海賊機から正体を考察！
黒ひげの登場シーンはそこまで多くないものの、「Dの一族」であることに加え、麦わらの一味といずれ戦うことになるのではないかと注目されています。謎多きキャラではありますが、海賊旗などが彼の出生のヒントを匂わせていそうです。
■黒ひげ海賊団の海賊旗に注目
ワンピースに登場する海賊旗は頭がひとつに骨が2本あり、船長の特徴が描かれていることがほとんど。例えば、ルフィなら麦わら帽子、シャンクスなら左目に3本線の傷があります。
しかし、黒ひげ海賊団の海賊旗に描かれているのは、3つの頭と8本の骨。頭が3つあることから「ケルベロスなのではないか」とウワサされるようになりましたが、それだと「8本の骨」について疑問が残ります。
■黒ひげは3つの肉体がひとつに合体している!?
通常、悪魔の実はひとりにつき1個しか食べられないといわれています。しかし、黒ひげは白ひげ海賊団時代に仲間から奪った「ヤミヤミの実」に加えて、頂上決戦にて白ひげの「グラグラの実」の能力も手に入れました。この前例のないできごとは、かつてマルコが発言した「異形な体」が関係していると思われます。
その謎を解明するヒントとなりそうなのが、悪魔の実はどこに宿るのかという点。例えば、ブルックが食べた「ヨミヨミの実」は死後よみがえることができる能力で、骨と髪しか残っていない状態でも生き返ることができました。
また、パンクハザード編ではトラファルガー・ローの能力によって、スモーカーとたしぎの中身が入れ替わってしまったことも。このとき、「モクモクの実」の能力が使えたのは、スモーカーの体に入ったたしぎの方でした。こうしたシーンから考察できるのは、「悪魔の実は魂ではなく肉体に宿るのではないか」ということ。つまり、黒ひげは複数の肉体がひとつになった存在なのではないかと考えられます。
黒ひげの海賊旗には「3つの頭」が描かれていることから、彼は3つの肉体がひとつに合体している可能性がありそう。もしくは、3つの肉体を自由に分裂させることができるのかも……？
ジャヤにて、ルフィとゾロが初めて黒ひげと対峙したときに「あいつじゃない、あいつらだ」と言い放ったのも、黒ひげの中に複数の気配があることを示唆していた可能性がありそうです。
■黒ひげの正体は“悪魔の化身”といわれるタコ!?
黒ひげの本名は、マーシャル・D・ティーチ。そんな彼のモデルといわれているのが、かつて“悪魔の化身”として恐れられた実在の海賊エドワード・ティーチです。しかし、悪魔の化身といわれたのは彼だけではありません。クラーケン伝説で知られる「タコ」もまた“悪魔の化身”として西洋で恐れられていました。
しかも、タコは心臓が3つ、足が8本ある生き物。黒ひげ海賊団の海賊旗とも重なります。また、黒ひげの「ヤミヤミの実」の能力はタコの墨のようにも見えるほか、「グラグラの実」の能力は津波とともに現れるといわれるクラーケンを匂わせている可能性も……？
黒ひげの正体を考察しつつ、彼の秘密が明かされる日を待ちたいですね！ ワンピースには「空白の100年」「古代兵器」などまだまだ明かされていない謎がいっぱい。漫画を集めて、壮大なストーリーを振り返ってみてはいかがでしょうか。
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