【ワンピース考察】空白の100年に何があった？世界政府が恐れる歴史の真実
大人気漫画「ONE PIECE（ワンピース）」には、「ひとつなぎの大秘宝」「古代兵器」「空白の100年」など解明されていない謎が多く、考察を楽しむ読者も多数。なかでも「空白の100年」は、ワンピースの歴史を紐解くための重要なカギとなっています。
そんな「空白の100年」が“世界のタブー”とされている理由や、実際に起きたできごとについて考察していきます！
ONE PIECE（ワンピース）で語られる「空白の100年」とは？
ワンピースの「空白の100年」は、いまから900年～800年前までの世界政府が誕生する前の期間のこと。当時のできごとは世界中に散らばった「ポーネグリフ」に記されていますが、政府はこれを“不都合な歴史”としてもみ消そうとしています。
歴史の真実を知る人はごくわずかで、かつて「空白の100年」について研究していたオハラの学者たちも、口封じのため政府に消されてしまいました。
エッグヘッド編にて、空白の100年に「ある巨大な王国」が存在していたことや、その王国は、いまの技術では再現できないような高度な文明を持っていたことが明らかに。
「空白の100年」を考察！世界政府がDの意志を恐れる理由
現在わかっている「ある巨大な王国」の存在などをヒントに、空白の100年に起きたできごとを考察します。
■ある巨大な王国と“月の人”の関係
高度な文明のヒントになりそうなのが、空島編の後に描かれた扉絵「エネルのスペース大作戦」。その壁画には太古の“月の人”の様子が描かれていて、高度な文明を持っていたものの、資源不足になり青色の星へ移ったことが記されています。
つまり、ある巨大な王国が持っていた高度な文明は、月の人が持ち込んだもの。もしくは、彼らから伝えられて発展したものである可能性が考えられます。
■“月の人”が人類を栄えさせた可能性
とある資源を求めて青の星へとやってきた“月の人”。広大な星で資源を探すには労働力が必要です。そこでヒントとなるのが、ジェルマ66による「人間は作れる」という言葉でしょう。月の人は青の星を開拓するために、徐々に人類を増やしていった可能性があります。
この説を後押しするのが、単行本62巻の帯で尾田先生が残した以下のコメント。ワンピース世界の“人類の起源”のヒントとなりそうです。
「全世界の人々のDNAをずっと昔に辿っていくと、みんなの血は、大昔のアフリカのひとりの女性に行き着くんだって。とはいえ、理論上、その人が最古の人間にはならない。――でも、必ずいるハズだ。最初の人類。今の全世界の人類の母！」
■“月の人”はやがて人類の思想に危機感を覚える
ワンピースの世界では、のちに「20の王国」が築かれています。資源を得るために各地に散らばった人類が20のグループに分かれたとも考えられるでしょう。しかし、バラバラに行動するうちに異なる思想を持つようになり、独自の王国を築き上げた可能性も考えられます。
人類を作った“月の人”は、思想を持った人類に危機感を覚えるはず。それが、「世界を転覆させる」「王になる」といった、自分たちにとって都合の悪い思想だったとすればなおさらです。
そうなると「月の人VS. 人類」による争いが起きても不思議ではありません。そして“月の人”が目指した未来と思想を打ち破り、イム率いる20の王国が世界を手中に収めたのだとしたら……？ これこそが「空白の100年」に起きた不都合な歴史なのかも。
■世界政府が隠す“月の人”の存在
先ほど紹介した尾田先生のコメントで「全世界の人類の母」というワードが出てきましたが、その有力候補といえるのが、神として世界の頂点に君臨しているイムでしょう。
そして、「神の天敵」とうたわれ恐れられている「Dの一族」の存在。これまでに、Dの名を持つ人物としてルフィやドラゴン、ガープ、ロジャー、エース、ティーチ、サウロ、ローなどが登場しています。
“月の人”の思想を受け継いだDを持つ人物が、いつかイムたちの作った世界をひっくり返す時がくるのかも。
漫画を読み返して、「空白の100年」に関する伏線を探してみてはいかがでしょうか？
【ワンピース考察】空白の100年に何があった？世界政府が恐れる歴史の真実
【ワンピース】ジョイボーイの「果たされなかった約束」を考察！
【ワンピース考察】Dの一族の正体は月の民？巨大な王国や悪魔の実との関係も
【ワンピース考察】ボニーは10人目の仲間確定!?正体や過去まとめ
