【2025年最新版】今読むべき大人の恋愛漫画おすすめ4選
恋愛漫画を読むならストーリーも重視したい! そんな人におすすめの大人の恋愛漫画を4作品紹介します。
人気のおすすめ恋愛漫画
恋愛漫画の醍醐味である“ときめき”が得られ、ストーリーの面白さにも引き込まれる作品をピックアップ。どれも一気読みできる巻数なのもオススメしたいポイントです!
■死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから
放課後、いつもの談話室で恋人のヴィンスと会う約束をしたオリアナ。用事を終えて談話室へ行くと、ソファに座り、静かに眠っているヴィンスがいました。しかし、名前を呼んでも体に触れても何も反応がなく、様子がおかしいことに気づきます。
涙を流しながら助けを求めるオリアナ。うすれゆく意識の中で何者かの手を握ったその瞬間、魔法学校へ入学するよりもずっと前の、子どものころに戻っていたのです。そして、オリアナは魔法学校で過ごしたヴィンスとの甘い記憶を抱いたまま、もう一度彼に会うために再び魔法学校へ行くことに。
数年後、再会したヴィンスは記憶の中よりも幼い容姿をしていたものの、シダーウッドの香りは変わらないまま。オリアナはなつかしさが溢れて「ずっと会いたかった」という思いを伝えますが、ヴィンスには一度目の人生の記憶がないことがわかります。
なぜオリアナは記憶を持ったまま二度目の人生を歩むこととなったのか、あの日の談話室でヴィンスの身に何が起きたのか……。“死に戻りの世界”での元恋人との恋は、プロローグからはじまります。
■もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活
四季の精霊が存在する世界。それぞれの季節の精霊たちは、気まぐれに人間に加護を与えるといわれていました。例えば夏の精霊の加護を受けた場合、太陽の日差しに困ることなく、寒さに悩むこともなくなるといいます。そしてその加護は周囲の人にも影響を及ぼすことから、王家に加護持ちの人間がいると国中に加護の効果が広がるそうです。
次期王妃としてカルロ殿下を支えていたヴェラは、なんの加護も持たない人間。ある日、夏の精霊の加護を受けたエスタがやってきたことで、ヴェラは「もう興味がない」と離婚を突きつけられました。
しかし、いわゆる“毒親”持ちだったヴェラは実家に戻ることを許されず、幼いころに良くしてもらった曾祖父の遺した家でひとり過ごすことに。そして、新たな生活を始めることにしたこの地で、運命的な出会いが待っていました。
ここで出会ったのは、冬の精霊の加護を受けたというアラン。この領地は彼の加護の影響で雪が降り続けるはずなのに、なぜかヴェラの家の周りでは花が育ち、暖かさも感じるといいます。
ヴェラは本当になんの加護も受けていないのか、アランの隣にいると花が舞うような気持になるのはなぜなのか……。読んでいると心が温かくなるような恋と謎解きが絡んだストーリーに注目です。
■どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。
「惚れ薬を作って欲しい」
秘かに思いを寄せていた騎士ハリージュから惚れ薬を依頼され、失恋してしまった魔女のロゼ。それならせめて、薬が完成するまでの間だけでも一緒に過ごしたい……。ロゼは薬の完成を引き伸ばそうと、ハリージュにいろいろな注文をつけ始めます。
そんなロゼの恋心には気づかずに、薬の完成を期待しながら彼女の家を訪れるハリージュ。何度も足を踏み入れるうちに、ロゼの荒れた部屋や食生活などを心配したハリージュは、彼女のために食べ物を差し入れるようになります。
ハリージュとともに食卓を囲む時間に、温かな幸せを感じていたロゼ。同時に、惚れ薬が完成したらこの幸福な時間が終わってしまうことに切なさも抱えるように。
ハリージュはなぜ惚れ薬を依頼したのか、そしてその惚れ薬は誰に使うのか……。そんな謎とともに進むふたりのじれったい恋模様にときめくこと間違いなしです。
■拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます
子爵令嬢のバイレッタには、8年間一度も顔を合わせたことのない夫がいます。夫であるアナルド中将は伯爵家の嫡男で、冷酷無比の美形とウワサされる人物。結婚すれば階級が上がるという理由で縁談を引き受けたものの、戦場へ赴いたまま、手紙を送ることもなく時だけが流れていきます。元々この縁談に後ろ向きだったバイレッタは、夫に縛れることなく過ごせることを知り、すぐにスワンガン邸に移り住むことにしました。
しかし、当主は酒癖が悪く、妻に当たり散らかすところを見てしまったバイレッタ。これを止めたことで、庭先で剣を交えることに。華麗なる立ち回りで勝負に勝ったバイレッタは、「離縁状に一筆入れてほしい」と自身の望みを伝えます。そう、バイレッタは8年間一度も会ったことのない夫との離縁を考えていたのです。
これまでバレッタに興味を示さなかったアナルドですが、「拝啓見知らぬ旦那様」と離縁を伝えた手紙を読み、笑みを見せるのでした。
そしてある夜、突然離縁状を突きつけられたことに怒りを隠せないアナルドはバイレッタの寝室を訪れ、“ある賭け”を持ちかけます。その内容は「1か月抱いて赤子ができるかどうか」というもので……?