【ワンピース】黄猿の鳥肌が立った名台詞！エッグヘッド編の名場面を振り返る
漫画「ONE PIECE（ワンピース）」のエッグヘッド編では、天才科学者のベガパンクを抹殺するために海軍大将の黄猿たちがやってきて、ルフィたちとの激しい戦いが繰り広げられました。黄猿は上からの命令でベガパンクを襲ったわけですが、ふたりは古くからの友人であり、くまや戦桃丸、ボニーとも親しかったといいます。
大切な友情が絡んだ今回の事件。「どっちつかずの正義」をモットーとする黄猿がとった行動を、名台詞とともに振り返ります。
ボルサリーノ（黄猿）の心に刺さる名台詞！サングラスの奥に隠した本心と涙
エッグヘッド編では、ベガパンクたちとの友情と、海軍大将としての立場に挟まれた黄猿の言動に注目が集まりました。サングラスの奥に本心を隠しながらも突き進む、読者の心を揺さぶった黄猿の名台詞がコチラ。
■「立ち塞がる男の覚悟潰しゃ…こっちも格好つきません 筋くらい通させてくださいよ」
フロンティアドームにはレーザーによる迎撃システムなどが設けられていることが判明し、サターン聖から「お前は光だ…入れそうか？」と問いかけられた黄猿。
たしかに黄猿の能力があれば、下層に上陸しなくても、ドームまで直接飛んでいけるしょう。しかし黄猿は、ドームの下でベガパンクを守る戦桃丸のことを思いながら「立ち塞がる男の覚悟潰しゃ…こっちも格好つきません 筋くらい通させてくださいよ」とサターン聖に訴えかけました。そして、黄猿は“友人”である戦桃丸のもとへと飛び、“敵”として対峙することに……。
■「殺してェわけねェでしょうが…!!」
戦桃丸を倒して先へと進んだ黄猿は、ルフィと2年ぶりに激突します。なぜベガパンクを狙うのかと問いかけたルフィに対し、黄猿は「殺してェわけねェでしょうが…!!」「ベガパンクとァ長ェ付き合い… だから邪魔しねェでくれ…」と訴えるシーンが。
殺したくはないが、邪魔するなという矛盾しているこのセリフ。ベガパンクの親友としての立場と、海軍としての立場で葛藤している複雑な心境が読み取れます。
■「みっともねェよな…… もっと濃いのをかけて来るんだったよ サングラス」
ボニーを救うため、黄猿の友人でもある“くま”がやってきます。あまりにも役者が揃いすぎているこの状況にさすがの黄猿も心が揺れ、ベガパンクに向かって「さっさと終わらせよう」と言い放ちます。
そんな黄猿に対して「心が持たんか 悲しい男じゃのう」と声をかけるベガパンク。親友に本心を見抜かれた黄猿は、「みっともねェよな…… もっと濃いのをかけて来るんだったよ サングラス」とこぼしました。
■「疑うヒマァあんならよ!! てめェの目で見に来いやクソガキ!!!」
ドリーとブロギーをはじめとした巨人族や、鉄の巨人エメトの力もあり、麦わらの一味はエッグヘッドを脱出。そのころ、黄猿は赤犬からの電伝虫に応答していました。
赤犬から「甘ェ仕事しとりゃせんじゃろうのう」と問われた黄猿は、「オイ…サカズキ…お前さん 親友を殺したことあんのかい」と静かに話し始めます。その脳裏にはベガパンクやボニーたちとの思い出が。最後には、自分の手でベガパンクにトドメを刺した場面がサングラスに映り込むコマも描かれています。
そして「甘ェ仕事したかって………？ サカズキ………」「疑うヒマァあんならよ!! てめェの目で見に来いやクソガキ!!!」と涙を流しながら叫びました。
まとめ
友人の命に手をかけたくないが、海軍大将としての立場がそれを許さない……。そんな複雑な思いを抱えながらエッグヘッドに上陸した黄猿は、立ちふさがる人物たちに「筋くらい通させてくださいよ」「殺してェわけねェでしょうが…!!」「さっさと終わらせよう」と悲痛なセリフを吐きながら、最後は自らの手でベガパンクを倒しました。
しかし、そんな黄猿は戦闘中に「ルフィを助けたのではないか？」と思われるあやしい動きも見せています。そのシーンが描かれたのは単行本109巻でのこと。ルフィがニカになった反動で弱体化して動けなくなっていた際、誰にもバレないように“光の速さ”で食糧を運び、ルフィの復活を手助けした可能性があるんです。
このエッグヘッドの一件を機に、読者の間では「黄猿は海軍を去るのでは？」といった憶測も飛び交っています。親友ベガパンクの意志を継ぎ、新たな行動に出る可能性も……？ 今後も黄猿の動きに注目です！
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