「ワンピース」111巻SBSで衝撃事実！ゾオン系悪魔の実が覚醒した時のリスクとは!?

「ONE PIECE」の単行本111巻に収録されているSBSにて、動物（ゾオン）系悪魔の実に関する新情報が明かされました。悪魔の実といえば、食べた者に超常的な力を与える代わりに、海に入ると力が抜けて身動きがとれなくなってしまう副作用があるのも特徴。海賊にとって海に嫌われることはリスクにほかならず、船が襲われて溺れてしまったルフィが、仲間に救助してもらうシーンもたびたび描かれています。

動物系悪魔の実を食べた能力者は、海に嫌われることに加え、どんなリスクが待ち受けているのでしょうか？

ワンピースに登場する「悪魔の実」とは

そもそも悪魔の実は、その効果によって「動物系（ゾオン）」「超人系（パラミシア）」「自然系（ロギア）」の3つに分類されます。

■動物系（ゾオン系）悪魔の実の能力

動物系の悪魔の実を食べると、動物に姿を変えられるようになり、身体能力が向上します。能力者は人型、獣型、獣人型への変身が可能。なかには、古代種や幻獣種といった希少なものも確認されています。

■超人系（パラミシア系）悪魔の実の能力

全身がゴム人間になる、全身を刃物に変える、透明になるなど、さまざまな能力が確認されています。能力者が原型をとどめたまま力を発揮する実が多いのも特徴。3種の中で最も確認された数が多く、動物系にも自然系にも当てはまらないのが超人系です。

■自然系（ロギア系）悪魔の実の能力

自然系の能力者は、身体を砂や煙、炎といった自然物、または自然現象そのものに変化させて操ることが可能。物理的な攻撃に対して高い防御力を誇り、これに対抗できるのは武装色の覇気のみ。3種の悪魔の実の中では「最強」といわれています。

「ワンピース」単行本111巻で明かされた“動物系悪魔の実”の新事実！

エッグヘッド編で登場した正（シャカ）の発言から、「動物系悪魔の実の能力者は、覚醒すると人格を取り込まれることが多い」ということがわかっています。この事実を踏まえ、SBSには読者からの鋭い考察が投稿されました。

■インペルダウンの獄卒獣たちは人格を取り込まれた人!?

ルフィがエースを救うために大監獄インペルダウンへと潜入した際、サディちゃんの部下としてフロアを警邏し、脱走者や違反者がいないか見張っている獄卒獣たちが多数登場しました。極卒たちは異常な回復力とタフさを持ち合わせていて、銃などではビクともしない強さ。さらに、言葉を話さないといった特徴も。

そんな極卒獣たちは、動物系の悪魔の実の能力者であり、覚醒した時に人格が取り込まれてしまったことが判明。悪魔の実に宿っている“意志”にのまれ、獣になってしまったようです。

■ルッチは能力の覚醒に成功

エッグヘッド編にて再登場したルッチは、能力の覚醒に成功してさらにパワーアップ。全身にオーラのようなものをまとっていました。

まとめ

悪魔の実に乗っ取られてしまうリスクがある動物系の能力者たち。そもそも覚醒すること自体が難しいといわれる中、覚醒に至ったとしても能力に適応できなかった場合、人の姿に戻ることなくずっと獣として過ごすことになるとは、あまりにも恐ろしい事実。

作中では「悪魔の実には意志が宿る」ともいわれているため、真の力を手にできるのは本当に稀なことなのかも。動物系とはまた違いますが、ルフィが悪魔の実に“選ばれた”ことで覚醒し、「ニカ」になったというのも感慨深いですね。