【ワンピース】単行本111巻のSBSで「クロスギルドの仕組み」が判明!世界政府が危険視するバギーたちの影響力とは
漫画「ONE PIECE(ワンピース)」に登場するバギーは、インペルダウンを脱獄した後に七武海となり、現在では四皇にまでのぼりつめています。そんなバギーは「クロスギルド」の設立メンバーとしても注目を浴びていますが、この組織はどのようなシステムで成り立っているのでしょうか。その答えが、単行本111巻のSBSにて明らかになりました。
ワンピース「クロスギルド」設立までのドタバタすぎる経緯

クロスギルドは、元七武海のバギー、クロコダイル、ミホークによって設立されました。まずはこの組織が設立されるまでの経緯を振り返ります。
■王下七武海制度の撤廃がきっかけ
バギーはインペルダウンを脱獄した後、ともに脱獄した部下たちを引き連れて仲間たちと合流。ともに脱獄してバギーを慕っている海賊の中には億越えの賞金首たちも多くいて、その影響力の高さが認められて七武海の一角となります。
そして、報酬と引き換えに海賊を戦場へ送り込む海賊派遣組織「バギーズデリバリー」を設立。七武海に所属していたこともあり、世界政府公認の組織として扱われていました。
しかし、王下七武海制度が撤廃されたことでただの海賊へと戻ったバギーたちは、再び海軍から追われる身となります。
■クロスギルドはクロコダイル発案
王下七武海制度が撤廃されて困っていたのはバギーだけではありません。海軍に追われない平穏な生活を望んでいたジュラキュール・ミホークもまた、周囲を取り巻く環境が一変したことを面倒に思っていたよう。
そうして新たな拠点を探していたミホークの元にやってきたのは、クロコダイル。そこで、ふたりで新たな組織「クロスギルド」を立ち上げようと提案されます。
■バギーの部下が「クロコダイルは舎弟」と誤解する
資金不足だったクロコダイルは、手始めにバギーズデリバリーの設立時にバギーに貸した借金を取り立てようと動き出します。そうしてバギーの元へ訪れた際、彼の拠点を包囲していた海軍艦隊を壊滅させたクロコダイル。この救出劇を見たバグ―の部下たちは、「クロコダイルは舎弟」だと誤解し、バギーはさらなる求心力を得ることに……。
■バギーはクロスギルドの広報を請け負う
クロコダイルに借金を取り立てられた際、経営に行き詰っていたバギーはすぐに返済ができない状況でした。そこで、バギーはクロコダイルの部下となり、クロスギルドの広報を務めることに。バギーは部下にビラ製作などを任せたところ、瞬く間にクロスギルドの存在が拡散され、裏社会から資金援助が受けられるようになりました。
■バギーが四皇になり組織のトップだと認知される
クロスギルドの経営は順調に進んでいたように思われていましたが、途中でとんでもないミスが発覚します。なんと、ビラ製作をしていたバギーの部下が、「バギーがトップ」であるかのような宣伝を行っていたのです……! しかも、海軍もバギーがクロコダイルやミホークを従えていると誤認し、四皇入りを果たしました。
この事実はクロコダイルとミホークにとっては「耐えがたい屈辱」であり、バギーはふたりからボコボコにされています。
ワンピース「クロスギルド」の目的は?海兵狩りがもたらす社会への影響

クロコダイル、ミホーク、バギーによって設立されたクロスギルド。その事業内容や社会への影響力の高さから、世界政府に危険視される組織にまでなっています。
■海兵に賞金を懸けている
クロスギルドは海兵を賞金首にするという、世界政府や海軍から危険視される組織。
通常、海兵を前にした海賊は逃げるのが基本。逃走しながら反撃することはあっても、海軍を壊滅させるほどの戦闘に発展することはあまりありません。というのも、戦いが長引くと増援を呼ばれる可能性があり、捕まればインペルダウン行きというリスクがあるからです。
こうした理由からも海軍を襲うメリットはない……、といのがこれまでの常識。しかし、海兵に賞金が懸けられたことで、彼らを襲う理由が生まれたのです。
海軍は一般人に対しては無抵抗。一部の賞金稼ぎによっては、海賊を襲うよりも簡単に稼げるようになることでしょう。
■海軍と敵対する組織が増加中
天上金を納められない国で、革命軍を手動とした世界政府への反乱も発生しているこの時代。国が崩壊したことで、貧困に追い込まれた一般人も数多く存在しています。
そんな中、海軍最初の犠牲となったのはTボーン中将。貧しさを抱え、報酬に目がくらんだ一般人に、背中を刺されてしまったといいます。
ワンピースのコミックス111巻で「クロスギルド」の仕組みが明らかに!

単行本111巻に収録されているSBSにて、読者から「クロスギルドは儲かるのか? 海兵を仕留めた一般人にまでお金を出しては、すぐに潰れるのではないか」といった質問が。これに対し、尾田先生からクロスギルドの仕組みについての言及がありました。
■クロスギルドは“表の顔”、闇の組織は“裏の顔”
一般市民を守るために日々努めてきた海兵たち。クロスギルドが登場したことで、いつ襲われるのかわからないといった恐怖心が生まれ、士気が低下してしまいます。海軍が弱体化することで、出資者である闇の組織の仕事がより円滑になるのだとか。
こうした仕組みを作るためにクロスギルドが“表の顔”を引き受け、“裏の顔”である闇の組織が懸賞金を払っているそうです。
■クロスギルドは裏社会から出資を受けている
クロスギルドは世界に対して「どの海兵が殺されるか」というギャンブルも仕掛けているといいます。世界からお金を巻き上げているため、かなり儲かっているのだとか……。
まとめ
クロスギルドが設立されるまでの経緯や事業内容などを解説しました。
世間ではバギーがクロスギルドのトップであると認知されていますが、クロコダイルとミホークは彼の下に就くことに納得しておらず、バギーが持ちあげられるたびに殺気を放つ場面もしばしば。
クロスギルドは設立メンバーが元七武海であること、社会への影響力の高さなどから、世界政府から危険視される組織となっています。今後、クロスギルドが海軍の実力者たちと対峙する可能性も十分にありそう。ルフィたちの冒険だけでなく、彼らの動きにも注目したいですね!
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