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【薬屋のひとりごと】蘇りの薬は存在した?翠苓の正体や目的とは!?すごすぎる伏線回収

漫画やアニメで話題の「薬屋のひとりごと」は、後宮に身を置くこととなった薬師の少女・猫猫(マオマオ)が周囲で起きる事件を解決していくミステリー作品。洞察力が高く、薬師としての知識も豊富な猫猫による推理は爽快。一方、後宮という複雑な場だからこそ「これ以上踏み込みすぎてはいけない」と引き際もわかっているため、猫猫のなかでは未解決として終わってしまう事件も。

ここではそんな未解決事件のひとつ、翠苓(すいれい)が関わった「蘇りの薬」の事件についてまとめてみました。

「薬屋のひとりごと」とは

<『薬屋のひとりごと』アニメ公式 Xより>

「薬屋のひとりごと」の原作やあらすじなどの基本情報はこちら。

■「薬屋のひとりごと」あらすじ

花街の薬屋として働いていた猫猫は、ある日人さらいによって後宮に売られてしまいます。下働きとして目立たずひっそりと過ごしていた猫猫でしたが、とある事件を解決したことで美形の宦官・壬氏(ジンシ)に薬師としての能力を知られ、妃付きの侍女に抜擢されます。

こうして猫猫は、薬師としての知識や持ち前の鋭い洞察力などを駆使して、後宮で起きる事件の解決を手伝うことに。

■「薬屋のひとりごと」どこで読める?

「薬屋のひとりごと」は日向夏氏による小説が原作。漫画は2種類あり、スクウェア・エニックスの月刊ビッグガンガンで連載されている「薬屋のひとりごと」と、小学館のサンデーGXで連載中の「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」がコミカライズされています。

「薬屋のひとりごと」の登場人物、翠苓(すいれい)とは

女官の翠苓(すいれい)は外廷に勤務する長身の女官。猫猫が壬氏直属の下女となった際、猫猫をいびる女官のひとりとして登場しました。彼女からは「とりあえず徒党に加わっておこう」という雰囲気も感じられ、猫猫の印象にも残ります。

その後、猫猫が軍部周辺で薬草を摘んでいた際、このあたりには近づかないようにとくぎを刺す場面も。その際、翠苓からはビャクダンと独特な苦味を帯びた薬草の香りがすることに気が付きます。

そんな翠苓は毒や薬学に精通していて、医局周辺で薬草を育てていることが判明。猫猫が彼女の薬草畑を見つけた際、「この場所に“蘇りの薬”を植えている」と明かす場面も。翠苓は、そのような薬は本当に存在するのか……、と半信半疑の猫猫に対して冗談だとあしらいます。

「薬屋のひとりごと」翠苓が明かした“蘇りの薬”は本当に存在するのか

ほかの女官と並ぶとどこか浮いているような雰囲気があり、“蘇りの薬”という気になる存在も明かしたことで、猫猫の印象に強く残った翠苓。のちに、壬氏が取り仕切る祭祀で事故に見せかけた暗殺を計画していたことが明らかになります。

■翠苓が関わったとされる事件の数々…彼女の暗殺計画とは

猫猫はこれまでに起きた不審な事件を振り返り、すべては“高貴な者”の暗殺計画を遂行するためのものだと気づきます。その事件の裏で糸を引いていたとされるのが、翠苓です。

【翠苓が関わった事件】
・第9話:武官の浩然が亡くなった事件
・第14話:倉庫のボヤ騒ぎ
・第15話:祭具管理者の食中毒
・第16話:祭壇が倒れるように仕向ける

まずは、アニメ第9話で武官の浩然(こうねん)が酒に細工をされて亡くなった事件から始まります。彼は祭事に使用する祭具の管理を任されていた人物。味覚がわからなくなる病を生じていた浩然に、致死量の塩分を摂取させて殺害したのではないかと考えられています。

第14話では、食糧倉庫でボヤ騒ぎが起きました。倉庫を見張る役人は、“薬のにおい”のする女官に高級煙管をもらったと証言。その煙管で一服していたところ、倉庫で粉塵爆発が起きたようです。そしてその騒ぎに紛れ、何者かに祭具が盗まれてしまいます。

第15話では祭具の管理者が食中毒にあいました。彼を嫌っていた弟に、調理方法によっては毒を含むという海藻の存在と、その入手方法を教えたとされています。

そして第16話では、低温で溶ける金属の話が描かれました。倉庫のボヤ騒ぎの際に盗まれた祭具の代わりは、この方法を編み出した職人に発注。祭壇の火で金属が溶けて、祭具が崩れるように手回ししていたようです。

■翠苓は死亡した?“蘇りの薬”が使われた可能性

祭事のエピソードで崩れる祭壇から壬氏をかばい、ケガを負った猫猫。目が覚めた猫猫は、李白から「翠苓が遺体で見つかった」ことを知らされます。真実を確かめるため死体置き場に向かった猫猫たち。棺桶の中を確認すると、そこに翠苓の姿はありませんでした。

死亡したと思われた翠苓が、まさかの失踪……。猫猫の推測によると、翠苓は“蘇りの薬”を使って仮死状態となり、薬の効果が切れて息を吹き返したところで脱走したのではないかといいます。

いつかの薬草畑で明かされた“蘇りの薬”は、一時的に仮死状態となり、亡くなったと見せかけるための妙薬だったのです。

猫猫に暗殺計画が見破られはしたものの、捕まることなく宮廷を脱出し、行方知れずとなった翠苓。またどこかで再登場することはあるのか、今後のストーリーからも目が離せません!

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