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「薬屋のひとりごと」漫画はなぜ2種類ある?人気なのはどっち?

中華風の後宮を舞台に、薬師の少女が次々と難事件を解決していくミステリー作品「薬屋のひとりごと」。2023年10月よりTVアニメの放送が始まるとたちまち話題となり、2025年1月からアニメ第2期がスタートすることが発表されると再び注目度が上昇。

そんな「薬屋のひとりごと」には、漫画が2種類あることをご存じでしょうか。これから原作を楽しむなら、どちらの作品が自分に合っているのかぜひ参考にしてみてください!

「薬屋のひとりごと」とは

< 『薬屋のひとりごと』アニメ公式Xより >

花街で薬師をしていた少女・猫猫(マオマオ)は、人さらいに売られて後宮の下女として働くことになります。文字が読めることを隠し、なるべく目立たないように過ごして年季が明けるのを待つつもりだった猫猫。しかしある日、帝の子が病気にかかる原因を見抜いたことが宦官の壬氏(ジンシ)に知られ、寵姫の毒見役に抜擢されました。

そして、薬師としての知識や持ち前の深い洞察力などが評価された猫猫は、後宮で起きる難事件の解決を手助けすることに。

「薬屋のひとりごと」漫画が2種類あるのはなぜ?

「薬屋のひとりごと」は小説が原作。漫画は2種類あり、スクウェア・エニックスの月刊ビッグガンガンで連載されている「薬屋のひとりごと」と、小学館のサンデーGXで連載中の「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」が発売されています。

漫画が2種類ある理由については公式から明言されておらず、過去には原作者である日向夏氏も「私にもわからないから困惑していたのです」とコメントを出しています。

「薬屋のひとりごと」2種類ある漫画の違いや特徴

スクエニ版と小学館版の2種類の漫画が楽しめる「薬屋のひとりごと」。どちらの漫画も原作小説に基づいてコミカライズされているためストーリーはほぼ同じですが、絵や構成に違いがあります。

■スクウェア・エニックス(スクエニ)版「薬屋のひとりごと」の特徴

「薬屋のひとりごと」はミステリーとラブストーリーが展開されているのが見どころ。なかでもスクエニ版の「薬屋のひとりごと」は、ラブストーリーに重きを置いています。

猫猫と壬氏との関係はもちろん、中級妃の芙蓉妃と幼なじみの武官との恋模様なども詳しく描かれています。その分、ミステリー要素はややカットされていますが、原作小説に忠実に描かれているという点では問題ないはず。小学館版と絵を見比べると、こちらのほうが華やかで少女漫画感があるのも特徴です。

■小学館版「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」の特徴

ラブストーリーよりもミステリー要素を楽しみたいなら、小学館版の「薬屋のひとりごと」がオススメ。こちらの漫画はスクエニ版と比べて恋愛要素がやや少なく、謎解きに重点が置かれています。

後宮で起きる事件の謎がわかりやすく描かれているので、違和感なく読めるはず。キラキラとした少女漫画のようなビジュアルよりもストーリーを楽しみたい場合は、小学館版のほうが向いているかも。

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