【ワンピース考察】「ひとつなぎの大秘宝」の正体は?古代兵器との関係も
「ONE PIECE(ワンピース)」は最終章に突入してから、天竜人や空白の100年に関する謎が少しずつ紐解かれています。なかでも今回注目したいのは「ひとつなぎの大秘宝」の正体。物語の結末にも関係すること間違いなしの重要な謎を考察していきます!
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」とは?
ワンピース最大の謎ともいえる「ひとつなぎの大秘宝」。その正体を知る人はごくわずかで、かつて処刑台に立ったロジャーは「この世のすべて」と表現していました。そんな「ひとつなぎの大秘宝」は、グランドラインのどこかにあるラフテルという島にあるとされています。
ロジャー海賊団がラフテルに到着した際、全員涙が出るほど笑ったといいます。また、白ひげは「世界がひっくり返る」と語っており、とんでもないお宝であることは間違いないでしょう。
しかし、当時を振り返るレイリーは「我々は早すぎた」とこぼしました。このことから、「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れるには何かしらの条件が必要であることがわかります。
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の正体は?
「ひとつなぎの大秘宝」についてわかっていることをおさらいした上で、その正体について考察します。
■「ひとつなぎの大秘宝」と古代兵器との関係
ロジャーの時代では手に入れるのが早すぎたという「ひとつなぎの大秘宝」。早すぎるといえば、かつて魚人島を目指していたロジャーが海王類の声を聞いたシーンがヒントとなりそうです。海王類が話していた「ふたりの王」とは……?
生まれてくるよ…!
僕たちの王が生まれるよ…
遠い海でも生まれるね…
ふたりの王がまた出会う日をクジラたちも喜んでいる
生まれてくるのに いち十コ
大きくなるのに いち十五コ
ここでいう「僕たちの王」は、海王類を操ることができる古代兵器ポセイドンの正体、しらほしで間違いないでしょう。しかも彼らが語る「王」は、数百年に一度、人魚の姿で生まれてくるといわれています。
ロジャーたちは「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れるには早すぎたというのも、「王」と称される古代兵器が誕生するのを待つ必要があったったのではないでしょうか。
■古代兵器が「赤い土の大地(レッドライン)」を破壊する!?
古代兵器は「島ひとつを吹き飛ばすことができる」ともいわれており、とんでもない破壊力を持っていることが示唆されています。島を吹き飛ばすという点では海軍のバスターコールも恐れられていますが、古代兵器ほどの威力はなさそう。古代兵器は、現代では再現できない技術なのかも。
そこで考えられるのは、古代兵器はかつて高度な文明によって栄えた「ある巨大な王国」の遺産なのではないかということ。国同士の争いに使われた可能性もありますが、世界政府の加盟国が20か国あるのに対して古代兵器は3つだけとなると、数が少ないようにも感じられます。
では、古代兵器は何を目的に作られたのでしょうか。それは、レッドライン破壊の可能性です。レッドラインは、世界の海を真っ二つに両断している巨大な大陸。「空白の100年」より以前は「神の国」があり、ルナーリア族が住んでいたといわれています。しかし、「空白の100年」以降に聖地マリージョアとして天竜人が住むようになりました。
レッドラインはきれいに海をぐるっと一周しているので、意図的に作られた可能性も考えられます。これに対抗しようと誕生したのが、古代兵器なのかもしれません。
■「ひとつなぎの大秘宝」は自由を与える!?
これまでルフィは「この海で一番自由な奴が海賊王だ!」などと発言していることから、「自由」を掲げていることがわかります。ワンピースの世界で「自由」を奪う存在こそ、今後ルフィがぶつかる壁といってもいいでしょう。それは、人間を奴隷として扱う天竜人であり、海での行動を制限しているレッドラインの存在でしょう。
不自由な冒険の先にある「ひとつなぎの大秘宝」は、自由を手に入れるための方法が書かれている石碑なのかもしれませんし、古代兵器を動かすエネルギーが隠されているのかもしれません。
いつか「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れたルフィが、世界をひっくり返す日がくることを期待したいですね!
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