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【ワンピース考察】ウソップの嘘は伏線だった!? 実現した嘘と未回収の作り話

大人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」に登場する狙撃手・ウソップは、童話「オオカミ少年」のような嘘つきキャラ。しかし、元々嘘つきだったわけではなく、病で苦しむ母親を元気づけるために作り話をし始めたのがきかっけでした。

麦わらの一味に加入してからも、いろいろな嘘をついてきたウソップ。物語が進むにつれ、これまでの“噓の話”が徐々に現実になっているということをご存じでしょうか? この記事ではそのウワサを考察していきます。

ウソップの「現実になった嘘」まとめ

読者の間で「ウソップは予言者なのではないか!?」「嘘が伏線になっている!?」という憶測が飛び交うことも。これまでに回収された「嘘」による伏線を時系列に沿ってまとめてみました。

■海賊が攻めてきた

ウソップは初登場シーンで「海賊が攻めてきたぞーっ!」と駆け回りながら、村人たちに嘘をついている様子が描かれました。その後、実際に海賊であるルフィたちが上陸しただけでなく、キャプテン・クロ率いるクロネコ海賊団が侵入してきたことで嘘が現実に!

■怪物金魚のフン

シロップ村にいた頃のウソップは、ずっと屋敷の中にいたカヤに面白おかしい冒険の話をするのが日課でした。そんなある日、ウソップが披露したのは「怪物金魚と戦った」という作り話。てっきり大陸だと思って足を踏み入れたその島は、なんと金魚のフンだったといいます。

この嘘は、巨人族のドリーとブロギーが登場する129話で現実に。「島食い」の異名をもつこの金魚のフンは、巨人族のドリーですら大陸と間違えて上陸してしまうくらい巨大なものでした。

■こびとの国のお話し

カヤとの会話の中には、「巨大な金魚を切り身にしてこびとの国へ運んだ」という作り話も。のちに、ドレスローザ編で登場するトンタッタ族が近海に住む巨大な金魚を捕まえて食べている描写があり、また嘘が現実になっています!

■伝説のモグラを見た!

ある日、カヤの屋敷にこっそりと忍び込んだウソップは、執事のクラハドールに見つかってしまいます。そこでウソップは「おれはこの屋敷に伝説のモグラが入って行くのを見たんだ」と主張しますが、もちろんこれは嘘。

■ドラゴンを捕獲しろ!ケルベロスを追い払え!

ウソップがシロップ村を出る前に、にんじん、たまねぎ、ピーマンと一緒に思い出に浸るシーンが描かれ、ケルベロスを追い払ったり、ドラゴンを捕まえたりする様子が描かれました。

のちにスリラーバーグにて、犬やキツネの顔をしたケルベロスと遭遇。パンクハザードではドラゴンとの出会いもありました。

■手配書の3000万ベリーはおれの後頭部にかかってる

ルフィに懸賞金がかけられた際、その手配書には、ウソップの後ろ姿が小さく写り込んでいました。これを手にしたウソップは「ちまたじゃ手配書の3000万ベリーはおれの後頭部にかかってんじゃねェかって噂でもちきりだ」とドヤ顔。

そしてのちに「そげキング」として3000万ベリーの懸賞金がかけられたことで現実に!

■今の揺れはおれの覇気

ドレスローザ編で、ウソップがグリーンビットの地下でトンタッタ族から崇められていたときのこと。外ではロー、ドフラミンゴ、藤虎による戦いが繰り広げられ、そのあまりの激しさから島中が揺れ始めます。ウソップは一瞬取り乱したあと、「今の揺れこそがおれの覇気だ!」と豪語。

この時点ではまだ覇気に目覚めていませんでしたが、のちのシュガー戦で見聞色の覇気に目覚めたウソップ。この嘘は、かなり早い段階で現実となりました!

ウソップの「未回収の嘘」伏線まとめ

予言のように嘘が現実になる一方で、まだ回収されていない嘘もあります。

ウソップの嘘はどこまで本当になるのでしょうか?

■俺には○○人の部下がいる

ルフィたちがシロップ村を攻めにきたと勘違いしたウソップは、「おれの八千の部下共が黙っちゃいない!」とけん制。ミス・メリークリスマス戦や、ルフィとの仲違いのシーンでも、同様のセリフを口にしています。

ドレスローザ編の終盤で麦わらの一味の傘下に入った海賊団員は総勢約5,600人。「もっと傘下の海賊団が増えるのでは?」と考察するファンも多くいます。

■どんな病気も治せる伝説の薬がある

ウソップは病気の母親を安心させるために「どんな病気でも治しちゃう伝説の薬がある」という嘘をついたことがあります。

ここで語られた「伝説の薬」はまだ見つかっていませんが、のちにチョッパーが「自分が万能薬になるんだ」と決意するシーンが描かれたているのが気になります。チョッパーの協力で、いつの日かこの嘘が実現するときがくるかも!

■巨大なコンドルに襲われた

グランドラインに入り、ドラム島を訪れたときにはこんな発言も。チョッパーたちのいる城にたどりついたウソップは「途中でコンドルに襲われた」といいます。しかし実際は、コンドルに襲われているような描写はなく、みんなの反応からも嘘であることがわかります。

今後、飛行能力を持った相手と戦うときがくるのかも?

■デカい怪物を10匹倒した

空島編で語られた「空島にいる人の影が巨大な怪物に見える」という都市伝説。これを聞いたウソップは巨大な怪物を「10匹倒したことがある」と豪語。しかし今のところそういった描写はなく、これから巨大な敵と対峙する伏線なのではないかと、読者たちに怪しまれています。

■美女の剣豪が肉持ってやってきた

ウソップはスリラーバーグ編で、影を抜かれて寝ているルフィ、ゾロ、サンジを起こすために「美女の剣豪が肉もってやってきたぞ!」と嘘を叫びます。それぞれルフィは「肉」に、ゾロは「剣豪」に、サンジは「美女」に反応するという絶妙な起こし方。

もしかすると今後の冒険で、肉を持った美女剣豪が本当に出てくる可能性も!?

■ワンピースについて知ったら死ぬ病

シャボンディ諸島に上陸し、冥王レイリーと対面したときのこと。ウソップはレイリーに、「ワンピースは本当に最後の島にあるのか」と物語の核心に迫るような質問をしますが、すぐさまルフィに遮られます。するとウソップは「そうだおれ!ワンピースについて知ったら死ぬ病だった!」と咄嗟に嘘をつくのでした。

かつてロジャー海賊団の見習いだったバギーが「最後の島」の上陸直前に高熱を出したように、物語の終盤でウソップに何かが起きる暗示なのかも?

嘘が次々と実現していることから「予言者なのでは?」と疑わずにはいられなくなっているウソップ。しかし、物語が進むにつれて嘘をつくことが少なくなっていて、彼の嘘はいまでは貴重なものに。嘘が実現しているのは偶然なのか、それとも……?

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