劇場版「忍たま乱太郎」大ヒットの理由！土井先生と瓜ふたつなドクタケ忍者の正体は!?

2024年12月20日に公開された「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」。2025年1月8日には興行収入10億円を突破する大ヒットを記録しています。そんないま注目の「劇場版 忍たま乱太郎」のあらすじとともに、大ヒットにつながった魅力などを紹介します。

「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」あらすじ

■「忍たま乱太郎」とは

1986年、尼子騒兵衛による「落第忍者乱太郎」が朝日小学生新聞にて連載をスタート。1993年よりテレビアニメ「忍たま乱太郎」の放送が開始しました。

■「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」とは

今回映画化されたのは、ファンの間でも高い人気を誇る2013年刊行の「⼩説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」。

タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門との決闘に向かったはずの土井先生が消息を絶ち、山田先生と6年生が捜索を開始。一方そのころ、担任不在となった1年は組では、タソガレドキ忍軍の忍び組頭・雑渡昆奈門と尊奈門が教壇に立つことに。

そんな中、土井先生の置かれた状況を知ったきり丸。そして、土井先生を探していた6年生の前に、ドクタケ忍者隊の冷徹な軍師・天鬼が現れます。その顔は、なんと土井先生とうりふたつで……？

映画「忍たま」の見どころは？ハマる人が続出している理由

「忍たま」といえばコメディ要素も見どころですが、本作ではシリアスな場面もていねいに描かれています。そんな中で注目したいのは乱太郎、きり丸、しんべヱをはじめとした登場人物の友情や絆。互いを思いやる尊い関係性に“沼る”人が続出しています。

■土井先生ときり丸の絆

「忍たま」のシリアス要素が楽しめるのは劇場版ならでは。戦災孤児で天涯孤独だったきり丸に居場所を与えなのが土井先生であることは、すでにテレビアニメなどでも描かれてきたエピソードですが、劇場版ではそのことを思い起こさせるようなシーンも描かれています。きり丸にとっては親であり、兄であり、先生でもある土井先生。ふたりの絆と、こだわり抜かれた細かい演出にも注目です。

■乱太郎、きり丸、しんべヱの友情

土井先生の安否がわからず不安な日々を過ごすきり丸ですが、そんな彼の変化に気づいてくれるのが乱太郎としんべヱです。この3人は入学したころからずっと一緒に過ごす大切な友だち。誰かが困っていれば親身になって今後の行動をともに考え、お互いを尊重し合える大切な存在。アニメ主題歌である「100％勇気」の歌詞のように、見ているこちらにも勇気を与えてくれるはず。

■土井先生はみんなの初恋泥棒

幼いころにテレビアニメを見ていた人の中には「土井先生が初恋だった」という女性が多数。これが劇場へ足を運ぶきっかけにもなっているようです。また、古参ファンの口コミで劇場版を見て新たに“沼る”人も。土井先生への恋心を思い出す人がいる一方、6年生の中に気になるキャラができたり、きり丸たちを可愛がるように推し始めたりする人もいます。

魅力的なキャラばかりなのもハマる人が続出している理由のひとつ。気になる人は劇場版と一緒に小説版もチェックしてみてはいかがでしょうか。