2024秋アニメの覇権候補「チ。―地球の運動について―」が注目される理由
2024年10月よりTVアニメの放送がスタートした「チ。―地球の運動について―」が面白いとSNSなどで話題沸騰。リアルな時代背景や残酷な処罰のシーンが淡々と描かれ思わず目をそらしたくなる一方、宇宙の美しさに魅了されるラファウの探求心や情熱にはこちらの興味が尽きず、世界観に没入できる作品。この記事では、アニメの見どころをまとめてみました!
話題のアニメ「チ。―地球の運動について―」とは
「チ。―地球の運動について―」は魚豊による青年漫画が原作。中世のヨーロッパを舞台に、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた人々の姿を描きます。
■「チ。―地球の運動について―」のあらすじ
15世紀前半のヨーロッパ某国において、「地動説」は教会に対する異端思想であり、研究するだけでも拷問を受けるなど厳しい処罰がなされてきました。
主人公ラファウは、大学で神学を専攻する予定ですが、天文への情熱を捨てられずにいました。そんなある日、地動説を研究していたフベルトに出会ったことで、その道の研究を始めることに……。
■漫画「チ。―地球の運動について―」は全何巻?
本作は2022年より「ビッグコミックスピリッツ」にて連載され、コミックスは全8巻で完結しています。
アニメ「チ。―地球の運動について―」の見どころ
「チ。」が面白いといわれるポイントをまとめてみました。
■神に背く異端の研究
「チ。」の舞台である15世紀のヨーロッパは、聖書の教えこそが絶対の真理とされている時代。それに背くような研究をすれば異端者とされ、ひどい拷問が待っています。
ラファウが興味を持った天文もこの時代では危うい学問。教会では、太陽や星は地球を中心に動いているという「天動説」を唱えていましたが、地球は自転と公転をしながら太陽の周りを回っているという「地動説」を研究していたフベルトと出会ったラファウは、教会が説く真理に揺らぎを覚え始めます。
■美しさと残酷さの対比
アニメ1話を視聴した人が声をそろえて言う「星空の美しさ」は圧巻。フベルトとの対話で宇宙の美しさに魅了されたラファウでしたが、天文は探求するにはあまりに危うく、異端審問官に摘発されると処罰が待っています。一度目は拷問、二度目は処刑と決まっており、そのリアルな描写で「この研究は間違いっている」と現実に戻されることも。
静寂の中で広がる美しい星空、異端者が淡々と処罰されていく様。その温度差に鳥肌が立つことでしょう。
■受け継がれる“知”
「地動説」という可能性に“感動”や“好奇心”を覚えたラファウ。フベルトの遺した“知”は確実に受け継がれており、さらなる“知”への渇望も感じられます。
歴史に名を残すことがない人たちにも、命を懸けて研究した物語があったことでしょう。科学が発展していないこの時代で、どのように「地動説」を証明していくのか、彼らの情熱を見届けたいものです。
公式Xにて第1話が読める!
「チ。―地球の運動について―」の公式Xでは、アニメの放送に合わせて漫画が公開されています。物語の雰囲気が知りたい、どのような物語なのか気になるという人は試し読みしてみてはいかがでしょうか。
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